旧郵船「氷川丸」写真館。転載や不許可複製、他への乱用禁止をします。


日本郵船の大型客船「氷川丸」は1930年(昭和5年)4月25日、シアトル航路用の大型貨客船として登場。しかし昭和16年11月に日本軍に撤収され、病院船「氷川丸」として傷ついた兵士などを救いに行きました。終戦までに3万人の兵士を救ってきましたが日本郵船の客船はほとんど軍用船などになりが海の中に沈められ残ったのは氷川丸だけでした。終戦後は連合軍の支配下に置かれ22年まで復員船として活躍し日本郵船に返還後は元の色に戻され横浜〜函館航路につき、昭和28年にはシアトル航路に復帰しました。しかしそう長く国際客船時代を過ごせず昭和35年に引退しました。この氷川丸は戦争時代の教訓や戦前の客船という意味で博物館にされ横浜港に係留されています(模型館より抜粋)。しかし、氷川丸を持っていた財団が2006年を持って解散したことにより氷川丸は同年12月25日をもって閉館。日本郵船に返され2008年春に再開館を目指して修理中です。

旧郵船「氷川丸」1

時代を醸し出すため白黒にしています。
山下公園沖にて撮影。

旧郵船「氷川丸」2

山下公園沖にて撮影。

旧郵船「氷川丸」3

山下公園沖にて撮影。