京阪5000系電車


2006年11月19日 丹波橋にて

京阪5000系電車は昭和45年、通勤ラッシュ時の乗降時間削減のため開発された日本でも珍しい5扉の電車です。この5000系には他会社の電車にはない画期的なものがある。それは第2、第4扉がラッシュ専用扉であるということだが、この扉の内側には普段のラッシュ以外は座席が配置されている。この座席はラッシュ時、上に移動するようになっておりしまっている。この技術は当時特許を取りどこもまねができないようになっている。5扉であれば東京メトロ03系にもあるのだが座席までは落ちてこない。この扉は外から見るとステンレス丸出しなのでよくわかるかもしれない。車両は昇圧前ともあり7両が限界だった、その為か5扉対策が行われた。だが昇圧後、他車両が8両になっていく横で7両5扉車は人気を不動のものとした。全体的に角ばっており当時は変な車両だったと思うが新製時は前面車両ナンバーは非常扉真ん中あたりに配置されており、方向表示などの機械類は前面になかった。複電圧仕様となった頃、改造が行われいまの場所に方向表示がついた。そしてその後の改造で今の場所に車両番号がついたということだ。ちなみにテールライトも最初の頃とは若干違うらしい。

車両番号

写真

メモ

撮影年月日

撮影場所/駅

5553

 

2005年8月31日

三条

5553

 

2006年8月31日

中書島

5557

 

2006年11月19日

丹波橋